ENJOY!日本茶

日本茶アンバサダー協会は
日本茶を伝える人を増やしネットワーキングすることで
日本茶の消費を活性化することを目的として2015年に設立しました。

5周年を迎え、今後は日本茶の未来を積極的にメイキングすることを
活動の柱に加えてまいります。

茶業者と日本茶を愛好する人とで、
いいかたちで次の世代に日本茶を繋いでいくための知恵を出し合うために
日本茶アンバサダーサミットを1月19日に開催しました。

 

日本茶ブームもひとしきり。
これからの日本茶のかたちを創っていくための試みとして、
第1部では人気・実力とも高い10軒の生産者さんで集まり、
課題の共有と今後の展望について意見交換を行いました。

サミットの方向性を定める基調講演は、池乃屋園の池谷英樹さんに
『これからの茶業のあり方
～自園自製自販で注目の産地狭山に学ぶ～』
を講演していただきました。

 

 

<第1部参加者>
赤堀 正光様（赤堀製茶場）
池谷 英樹様（池乃屋園）
大山 良貴様（大山製茶園）
奥富 雅浩様（奥富園）
栗原 悠次様（栗原製茶）
清水加奈様（マルシゲ清水製茶）
田口 雅士様（新世紀工房）
富澤 堅仁様（お茶の富澤。）
富澤 千春様（お茶の富澤。）
古川 嘉嗣様（古川製茶）
松本 浩毅様（カネロク松本園）

 

 

背景は違っても課題はほぼ集約されていることを確認するものでした。

参加された方からは
「自社の方向性が間違っていないことを確認できた」
「心強い仲間をえることができた」
「早期の次回開催を楽しみにしている」
などの声をお寄せいただきました。

継続して開催し、自分たち自身でできることを協力して取り組み、
茶業の2050vision、それぞれの未来を描いていくことといたしました。

 

第2部は「Knowledge Sharing Forum」として
日本茶アンバサダー8人の活動報告と、
最新のトレンドとして香り緑茶の講座をしました。

 

 

香り緑茶については別途ご紹介いたしますが、
普通蒸し、深蒸しに続くニュースタンダードになりうる可能性のある
「第三の煎茶」です。

 

 

静岡県お茶振興班の増田百花さんと、商品化している勝間田開拓茶農協の白松孝之さん、
大井川農協の進士芳和さんがお越しくださりお話いただきました。

 

 

香り緑茶の飲み比べと、お菓子とあわせてティーペアリング体験も実施しました。

知識と経験の引き出しを増やしていただけたものと思います。

 

活動発表では8人の日本茶アンバサダーが活動発表を行いました。

 

 

お店で日本茶を取り入れたメニューを出したり、社内で日本茶ワークショップをしたり、
この積み重ねが日本茶の未来を創ってくれる、そう感じられるものでした。

[第2部活動報告発表者]
成元牧子さん
松下 なぎささん
佐々木 綾子さん
桜井 昌代さん
羽藤千恵さん
松澤康之さん
平山 毅さん
地藤 久美子さん
梅村崇さん（代理報告）

皆さんのますますのご活躍を期待しています！

 

 

司会進行を務めてくださったアナウンサーで山梨の日本茶アンバサダーの鈴木春花さん、
ありがとうございました！
プロのお仕事でした！

 

第3部として日本茶アンバサダー5周年記念も含め懇親会を行いました。

 

日本茶アンバサダー協会が掲げる4つの事業の1つめが
「日本茶アンバサダー』を任命・育成。ファンをネットワーキング。」です。

1部2部はもちろん大切なのですが、懇親会こそが日本茶アンバサダー協会の真骨頂であり、
最も重要なパートと位置付けています。

何かやりたいと思っているけど踏み出せない人、
やりたいことはあるけれどアイデアが足りない人、
いっしょに活動してくれる人を探している人の背中をぐいっと押すのが目的です。

また、ふだんは飲み手として楽しんでいる人に、
自分もなにか動きたいという気もちになってもらう機会でもあります。

作り手と飲み手とでたくさんのご縁が結ばれ、
コラボレーションのアイデアもたくさん生まれたようでとても盛り上がりました。

大きな気運を生むことができ、大成功です！

 

 

 

これこそが日本茶アンバサダー協会が実現したいことで、
5周年の節目に実現できたことを嬉しく思います。

2015年の設立よりたくさんの方にお世話になって感謝の念に堪えません。

参加者へのお土産品は以下の企業さまからご協賛いただきました。

[お土産品ご協賛企業さま]
有限会社赤堀製茶場さま
有限会社池乃屋園さま
有限会社お茶の宝玉園さま
春日井製菓販売株式会社さま
カネイ一言製茶株式会社
ちきりや清水商店株式会社さま
有限会社マルシゲ清水製茶さま

ご協賛にはそれぞれ意図をもってお願いさせていただきました。

日本茶に関しては知識と体験を増やして生産者さんとの縁を繋ぐため。

ちきりや清水商店さまのお出汁には
同じ日本の伝統食に視野を広げてもらうこと、
どうあるべきか参考にし学びを得ること。

 

 

春日井製菓さまの長く愛されているお菓子には
すさまじい競争の中で生き残っているものからの学びを得ることと
お茶との相性の良さの再確認。

最後に会の運営をしてくれた日本茶アンバサダーのメンバーに感謝します。
近藤さん、桜井さん、成元さん、藤沢さん、松澤さんありがとうございました！

ご取材・ご掲載いただきました毎日新聞さま、静岡新聞さまありがとうございました！

日本茶アンバサダー協会はますますアクティブに活動してまいります。
たくさんの方と繋がってまいりたいと思います。

ご支援いただけますようどうぞよろしくお願いいたします！

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