2015.09.10
畑仕事がこんなに過酷だったとは・・・。
おばぁちゃんも、お母さんも凄いな~・・・。
二人の顔を思い浮かべながら
畑で働く条件みたいなものを考えてみた。
体力に自信がある事、炎天下でも元気に動ける事、クワを扱える事、かまで草を刈れる事・・・
クリアするためには、まずは体を「鹿児島モード」に変換しなくちゃね。
あっ!!
私が、お母さんの代わりに、家事をしたら助かるかな・・・?
ここはまず彼に相談。
「うちの家族は、家事も立派な仕事だと思っているから、いいかも!」
家事なんて仕事じゃない、て言われたら・・・と心配していたので、
東八重家がそうじゃなくって嬉しかった~。
大丈夫!と自信がついたところで、
さっ!大きく深呼吸し・・・
「お母さん!家事全般、買い出しから、お茶出しまで、わたしにやらせてください!!」
「それは助かるけど、大変よ。ご飯の準備が一番苦労するわよ。大丈夫?」
「まず、やってみます!」
お母さん、にっこり。(決まった!よしっ!)
「そうそう、明日新しい家族を連れてくるから宜しくね。」
え?
「猫を飼うことにしたのよ。仕事を増やしちゃうかもしれないけど。」
正直ドキドキ・・・。
犬は飼ったことあるけど、猫は初めて。
昼間はみんな畑に出ちゃうし、私と子猫で大丈夫なの~?!
餌は?
トイレは?
しつけは~?????
今度は、猫のことで頭がいっぱい!
翌日小さな可愛い猫がやってきた。
名前はその時お父さんが「バカボンド」にはまっていたので「コジロー」となずけられた。名前からしてヤンチャに育ちそうな予感。
まぁ~元気!どこへ行くのも着いてくる。
私の足元でじゃれるし、カプカプ噛むし、甘えるし。
お茶の木に続き、心の友ができました。
コジローと楽しく、元気に、「家事業」が始まりました。
大変賑やかです(笑)
東八重香織(とうばえ かおり)
栃木で生まれ育ち、縁あって、鹿児島の茶農家の跡取りと結婚。2003年から鹿児島在住。「鹿児島茶」にすっかり魅了され、鹿児島茶を広めると共に、日本茶の魅力を幅広い世代に伝えたく、オーソドックスな日本茶以外に紅茶、烏龍茶など新商品の開発にも力を入れています。世界遺産仙巌園と商品開発した「武士の紅茶」が注目を浴びるなど、少しずつ前進しています。「おいしいね」とたくさんに方にいっていただけるよう、精進していきたいと思います。