2017.11.30
二十四節気では小雪から大雪へ。(2017年は12月7日~)
おおゆき ではなく たいせつ と読みます。
「大雪」は中国華北地方の気候から名がついていて、日本ではまだ大雪の降る季節ではありませんが
それでも、寒さは本格的になってきますね。
そして個人的には、寒くなると動きが鈍くなり、あれもこれもと思ったことの半分も出来ず
毎年年末にバタバタするというパターンに陥ります。
そうならないためにも、今からしっかり年末の波に流されないよう
今年こそ、きちんと計画を立てておきたいと思っています。
何はともあれ、まずは健康でいることが第一条件ですね。
この時期の過ごし方は老化と深い関係があります。
どれだけ若々しくいられるかという決め手になる時期なのです。
それではまず「食」から
この時期におススメの食材は「ごぼう」です。
まずはレシピから。
「ごぼうと金時人参の根菜サラダ」
★★★レシピ★★★
<材料>
4人分 ごぼう・・1本 金時人参(普通の人参でOK)・・1/2本
白すりごま・・大さじ3
ポン酢醤油・・・大さじ1
マヨネーズ・・大さじ5
<作り方>
1.ごぼうと金時人参を細切りにする。
2.ごぼうと金時人参を別々に数分ずつ茹でる。
3.2.に白すりごま、ポン酢醤油、マヨネーズを混ぜたドレッシングをあえて
レタスやベビーリーフなどの野菜を添えて出来上がり。
実は日本でお野菜として食べられているごぼうは
西洋では身体の毒素を出してくれるデトックスハーブとして、
中国では漢方として使われています。
血液もサラサラに、身体を中からキレイにしてくれるごぼうを 使わない手はないですよ!
今回は色鮮やかな金時人参を使っています。 お正月前後にしか出回らない金時人参。
甘くて美味しいですよね。
ごぼうと一緒に和えるとますます甘みが絡んで美味しくなります。
そして、ごぼうのおススメの使い方をひとつご紹介。
その名も、必殺「ごぼうスプレー」
実はごぼうの茹で汁は、キッチンの強い味方になります。
お肌につけるのではありません。
和のナチュラルハウスキーピンググッズです。
実は生ゴミのニオイはごぼうの茹で汁で防ぐことが出来るのですよ。
ごぼうの茹で汁から溶け出したポリフェノールには生臭さを吸着する効果があると言われており
ごぼうの煮汁をこうしてスプレー容器に入れて、シュシュッとするだけでOK。
例えば、旅行や帰省で家を空ける時に、どうしてもゴミを出し切れなかった時に
生ゴミに重曹をふりかけて その上にスプレーをして出かけます。
ごぼうなんて、しょっちゅう食べないし・・・という方には 作り置き技を♪^^
まずは、卵パックをご用意ください。
これに茹で汁を入れて、冷凍しちゃうのです。
そして、生ゴミの入っているゴミ袋や三角コーナーにポイっと入れておくだけ。
ニオイを防いでくれますよ。
食べるものはもちろんですが
お部屋環境もナチュラルがいいですよね。
ぜひ、お試しください。
最後に、12月のお料理教室のご案内をさせていただきます。
宜しければ是非お気軽にお越しください。
「和ハーブおばんざい教室12月のお知らせ」
クリスマスには素敵なレストランへお出かけするのも楽しいですが
予約も取りづらくなっていますよね。
そこで、お家でほっこり、ご家族やお友達とホームパーティーはいかがですか。
今回は和のテイストを加えたクリスマスメニューとテーブルアレンジメントをご紹介します。
簡単メニューも盛りだくさんです。
お料理初心者の方も是非お気軽にご参加下さい。
本格的なシュトーレンは時間的に厳しいので、
今回は和の素材でシュトーレン風スイーツを簡単に作れるレシピをご紹介します。
(今回はホットケーキミックスを使用します)
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テーマ:和テイストで彩るクリスマステーブル
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メニュー(予定)
クリスマスピンチョス
チキンの和ハーブグリル
お寿司ケーキ
サラダブーケ
和のシュトーレン風スイーツ(HM使用)
季節の和ハーブドリンク付き
日 時 : 2017年12月10日(日)10:30~12:30
定 員 :8名(予定)
講 師 :土橋みゆき
(料理研究家、JHF認定和ハーブインストラクター)
会 費 : 5,000円(税込)
持ち物 : エプロン、筆記用具
場 所:サロンエルマール(東急大井町線尾山台駅徒歩7分)
東京都世田谷区尾山台3丁目
お申込みいただいた方に詳しくお知らせします。
お申し込み方法(いずれかをお選び下さい)
・メール dobamiyu@gmail.com で受け付けます。
件名に 12月のおばんざい教室参加希望
本文に お名前と携帯電話番号をお書き添えの上送信してください。
どちらの場合でも2日以内にご連絡が無い場合は何らかの理由があって届いていないことが
考えられますので、再送信をお願いします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
《これまでの記事》
●vol.1 ゆずを愉しむ
●vol.2_運気UP正しい冬至の過ごし方
●vol.3_新年の愉しみ
●vol.4_暦の春
●vol.5春の苦み
●vol.6さの神様
●vol.7 八十八夜と暦の夏
●vol.8 うめしごと
●vol.9 七夕の正しい過ごし方
●vol.10 暦の秋
●vol.11アンチエイジング祈願重陽の節句
●vol.12 秋空が美しく雲映える二十四節気、寒露の頃。
●vol.13 霜降の「柿しごと」
土橋みゆき(どばしみゆき)
料理研究家、日本こよみ暮らし協会代表
日本の暦に寄り添った暮らしの提案、また、旬の食材やハーブを使った「おばんざい教室」を世田谷区で開催する他、メニュー開発、ケータリング、フードコーディネート、イベントなどに携わる。ガーデニングカタログ「オンリーワンクラブ」に”食べられるお庭”をテーマとしたガーデニングセットをプロデュース。
https://www.facebook.com/koyokura/