2022.09.22
一般社団法人日本茶アンバサダー協会(代表理事 満木葉子、以下「協会」という。)は松屋銀座(東京都中央区)の協力を得て、協会が展開している「銀座のお茶プロジェクト」の一環として、第1回目の『番茶フェスティバル』を2022年10月30日(日)に開催します。出展者7社でお茶の振舞い、販売、イベントを行い番茶の魅力を発信します。作り手とふれあい、飲み比べをお楽しみください。
[ブース出展社・番茶・地域]
■大豊町『碁石茶』(高知) ■嘉兵衛本舗『天日干し番茶』(奈良)
■駿州の旅日本遺産協議会『宿場の番茶』(静岡市/藤枝市)
■駄農園『釜炒り番茶』(静岡) ■美作市『美作番茶』(岡山)
■宮崎茶房『三年番茶』(宮崎) ■日本茶の実油協会(イベント開催)
[開催背景]
番茶は、“晩茶”とも表され、遅い時期に摘んだお茶、成長して硬くなった葉から作るお茶、ふだん使いのお茶、などさまざまなお茶の呼称としてつかわれています。
黄色いもの、茶色いもの、あっさりしたもの、乳酸発酵した酸っぱいものと、風土を反映し個性豊かでとても一括りにすることはできませんが、カフェインが控えめなことや飲み疲れしない風味が魅力です。これは現代の嗜好性にかない、大きな可能性を確信しています
日本人の生活に寄り添い、日常のお茶として日本の健康と文化を支えてきました。美容や健康への効果が期待されて国内外で人気を得ている番茶もあります。
新たに番茶作りに取り組む動きもある一方で、古くから伝わる土地の名前を冠している番茶の多くは作り手が少なくなってしまい、地域によっては継承の瀬戸際にいます。
この“懐かしくて新しい番茶”にスポットライトを当てて魅力を発信し、ファンづくりを目的として「番茶フェスティバル」を開催いたします。番茶のある健やかなライフスタイルを提案してまいります。
写真提供:嘉兵衛本舗
『番茶フェスティバルvol.1』概要
■日時:2022年10月30日(日)11~16時
■場所:松屋銀座 8階 MGテラス(東京都中央区銀座3-6-1)
■参加費:無料 (お申込み不要。開催時間中出入り自由)
■主催:一般社団法人日本茶アンバサダー協会、株式会社松屋
日本茶の実油協会による「搾油体験会」を開催予定。
詳細決定後随時ご案内いたします。
【出展社情報】
■大豊町『碁石茶』(高知)
無農薬栽培の茶葉のみを使用した伝統製法の完全発酵茶。程良い酸っぱさが特徴のお茶。
■嘉兵衛本舗『天日干し番茶』(奈良)
江戸時代から奈良吉野に伝わる自家用茶。香ばしいほうじ茶の香りにはリラックス効果が。
■駿州の旅日本遺産協議会『宿場の番茶』(静岡市/藤枝市)
江戸時代の旅を感じさせるお土産がこの秋デビュー。番茶フェスで初お目見えします。
■駄農園『釜炒り番茶』(静岡)
一番茶摘採後の遅れ芽、下葉を摘採、日干萎凋させてから釜炒り製茶した香りのいい番茶です。
■美作市『美作番茶』(岡山)
天日干しで製造する岡山県の伝統茶。香り高く渋みも少ない、あっさりとした味わい深いお茶です。
■宮崎茶房『三年番茶』(宮崎)
三年以上伸ばした枝を、乾燥・熟成させ薪火を焚いて手炒りしたお茶。マクロビ愛好者の定番。
■日本茶の実油協会(イベント開催)
茶の実油の普及を支援し消費を促進することを目的として活動。本フェスでは搾油体験会を開催。
銀座のお茶(松屋銀座屋上)
【銀座のお茶プロジェクト】
日本茶アンバサダー協会では、2014年から銀座の屋上でお茶の木を栽培する「銀座のお茶プロジェクト」を展開しており、2018年からは環境問題への取り組みの一環としての屋上緑化活動や、地方創生支援などCSRに取り組んでいる松屋銀座との協働プロジェクトとして実施。プロジェクトメンバーを公募して茶樹を栽培し、茶摘みやワークショップの実施を通して都心に住む人に日本茶と接する機会を創出しています。2022年に岡山県美作市海田地区からお茶の苗を移植し、協会がプロジェクトの企画運営・茶樹の管理を行い、美作市が栽培技術・資材を提供、松屋銀座の発信力・提案力で美作のお茶を盛り上げています。
【日本茶アンバサダー協会】
日本茶を伝える人を増やしネットワーキングすることで日本茶の消費を活性化することを目的として2015年に設立。①日本茶と接する機会を創出 ②『日本茶アンバサダー』を任命・育成 ③日本茶を広めたい・導入したい自治体や企業のサポート の3つを軸に活動しています。
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プレスリリースPDFはこちら⇒ 番茶フェスティバルvol.1プレスリリース
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≪本件お問合わせ先≫一般社団法人日本茶アンバサダー協会
電話:050-5437-9912 e-mail: info@nihoncha.org
協会公式サイト:http://www.nihoncha.org/
日本茶アンバサダー協会事務局