2017.08.11
毎日暑い日が続きますね。
台風の雨や風での被害、お見舞い申し上げます。
私が住む三重県も台風上陸しましたが、幸いわが家は被害はありませんでした。
近年ゲリラ豪雨も多いですし、まだまだ気が抜けませんね。
嫌になっちゃうほど暑い日もありますが、こんな暑い夏、かぶせ茶カフェでは夏季限定『かぶせ茶氷』をお楽しみいただいております!
これが『かぶせ茶氷』!!
実はこの『かぶせ茶氷』普通のかき氷とは違うのです!!
なんとこの氷、かぶせ茶そのものを凍らせて作っています!!水出しした少し濃い目のかぶせ茶を、製氷カップに入れ凍らせた氷を、削ってかき氷にしているのです。
その為、シロップがかかっていない氷部分だけ食べてもかぶせ茶の味。溶けてもお水ではないので、かぶせ茶味が薄まりにくく、最後までしっかりかぶせ茶味をお楽しみいただけるかき氷です。
水出しかぶせ茶の氷はこんな感じ。茶色いのはほうじ茶の氷です。
なかなかキレイな氷でしょ?
ご注文いただいたら、この氷を家庭用かき氷機で1杯ずつ削っていきます。
大きい業務用かき氷機を使えば、お客様をお待たせすることなく、一度に何名様分も作ることができるのですが、、、お茶の氷を製氷カップで作るため、大きな業務用の氷ではないので業務用かき氷機が使えないのです。
ちょっと大変だし、お客様にもお待たせして迷惑掛けちゃうのですが、お茶農家が作るかき氷として、このお茶で作った氷だけは譲れません!!
削った茶氷にかけるのは、もちろんかぶせ茶シロップ!
シロップは、お水・砂糖・そして2種類の粗さのかぶせ茶を煮て手作りしています。
このシロップ、これでもかというぐらい沢山かぶせ茶が入っています!
かぶせ茶農家だからできるシロップですね。
トッピングはこれまた、これでもかとかぶせ茶を入れた『かぶせ茶白玉』。ご注文をいただいてから茹で上げます。
ゆで小豆は作っていないのですが、地元四日市市内の製餡所さんのゆで小豆です。
そして忘れてはいけないのが、コレ。
玄米茶を作る時にブレンドする『炒り玄米』です。
これはお好みで途中で振りかけて、かぶせ茶味→玄米茶味にチェンジすることができます。
なかなかこの炒り玄米、クセになりますよ。バニラアイスとも相性バッチリです。
そして頭がキーンとならないように、わざと熱々で淹れた渋めのかぶせ茶をお付けして、食後もお口の中はさっぱりです。
『ほうじ茶氷』も、氷、シロップ、白玉すべてほうじ茶で手作りしています。
『かぶせ茶氷』も『ほうじ茶氷』も9月末までの限定メニューです。
ぜひぜひかぶせ茶カフェに、お越しくださいませ♪
《これまでの記事》
●vol.1三重の茶畑からこんにちは
●vol.2 へぇ~、三重県お茶事情。
●vol.3 かぶせ茶の楽しみかた
●vol.4 「ようこそ!かぶせ茶カフェへ」
●vol.5 「冬の茶畑と茶農家」
●vol.6「ise-chaのある生活」
●vol.7 「お茶植え」
●vol.8「新茶2017」
●vol.9 『新茶無事終了』
●vol.10 『夜のお仕事』
清水加奈(しみずかな)
三重県の専業茶農家(有)マルシゲ清水製茶の長女に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。25歳の頃結婚と同時に就農。2010年に1人でも多くの方に三重のかぶせ茶を知ってもらい、ファンになってもらいたいという想いから『かぶせ茶カフェ』を開業。農業女子プロジェクトメンバー、四日市茶農家女子会メンバー、茶育指導士、二児の母。
★マルシゲ清水製茶HP: http://marushige-cha.jp/