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清水加奈『かぶせ茶農家のひとりごと』vol.17『四日市イベント@三重テラス』

2018.02.10

今年も冬は寒い!!
東京で記録的な積雪もあったようですし、今日もテレビでは福井県が大雪で車が立ち往生と報道されていました。皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか?被害があった地域の皆様、お見舞い申し上げます。
三重県も1月中旬~2月上旬にかけて、本当に寒い毎日です。積雪は昨年の方が多いですが、気温が低い!!お茶畑のお茶たちも、うっすら赤色っぽくなっているようです。おそらく気温が低すぎることが影響しているみたいなのですが、、、なんとか春に新芽を元気に芽吹かせて欲しいものです。頑張れ!お茶の樹たち!!

さて、先月号でお知らせさせていただきました四日市市イベント、2月2日・3日に無事東京日本橋三重テラスにて開催されました!私は四日市茶農家女子会として3日にお手伝いとして参加し、かぶせ茶淹れ講座とかぶせ茶を使ったスイーツの試食を行いました。
こんな様子。

 

01

 

 

四日市萬古焼「ひとしずく」急須を使って、水沢産かぶせ茶の淹れかた体験は、
①まずはお茶碗にお湯を入れる。
②急須にかぶせ茶を入れる。
③急須のお茶っ葉に茶碗のお湯を注ぐ。
④茶葉が開くまで待つ。
⑤開いたら、お茶碗に最後の一滴までそそぐ。
という実に手軽なきまりのない(いいかげんな?笑)淹れかたで、一煎目は甘みを感じてもらい、二煎目は直接熱いお湯を急須に入れ、渋みを感じていただきました。
お客様はお湯の温度で味が変わることに、ビックリされていましたよ!
最後はもちろん!急須の中の茶殻をポン酢をかけて、お召し上がりいただきました。
これは参加者の皆さんほとんどの方が初めての体験で、食べやすいことに驚いてみえました!やったね!!

お茶のおともは、「かぶせ茶入りまんじゅう」と「とろ~りぷるぷる♪2つの食感かぶせ茶ムース」の二つ。こちらは四日市市がお茶関係者にかぶせ茶を使った料理を募集し、レシピ集にした「四日市かぶせ茶レシピ」の中のものです。茶殻や粉末のかぶせ茶を使った、おかずやスイーツが手軽にできるレシピばっかりです。

 

02

 

こちらからも見ることができますので、ぜひどうぞ♪

お子様と一緒にクッキングもおすすめですよ。

講座は3回行いましたが、すべて満席でした。ありがとうございました。

ほどよく疲れも少し感じた夕刻、、、嬉しい訪問者のステキ茶女子が、、、
このENJOY!日本茶とのご縁を繋いでいただいた 日本茶アンバサダー協会代表の満木葉子さんがお忙しい中駆けつけてくださいました!!

 

03

 

御自身も煎茶堂東京さんでのイベントを終え、これから ここ滋賀さんでのお茶芽Dreamさんのイベントに向かうというタイトスケジュールの中にもかかわらず。
ありがとうございました!久しぶりにお会いでき嬉しかったです!

久しぶりの東京ということで、お茶農家仲間の親友と市場調査という名目で、デパ地下やお茶カフェにも足を運んでみました。
いろいろな貴重なお話やアドバイスをお聞きし、地方でも東京でも感じていることは同じだなと共感したり、スタイリッシュなお茶販売に驚いたり、お茶スタンドの若い女性のお客様の多さに嬉しくなったり、、、短い時間でしたが今後の販売やかぶせ茶カフェに生かせそうな刺激を受けてきました!

日本茶を楽しむ方法は無限にあることを感じた東京出張でした。

 

《これまでの記事》
●vol.1三重の茶畑からこんにちは
●vol.2 へぇ~、三重県お茶事情。
●vol.3 かぶせ茶の楽しみかた
●vol.4 「ようこそ!かぶせ茶カフェへ」
●vol.5 「冬の茶畑と茶農家」
●vol.6「ise-chaのある生活」
●vol.7 「お茶植え」
●vol.8「新茶2017」
●vol.9 『新茶無事終了』
●vol.10 『夜のお仕事』
●vol.11 『かぶせ茶氷』
●vol.12 『お茶の品種』
●vol.13 『秋番茶刈り採り中です!』
●14 『滋賀 信楽朝宮へ行って来ました!』
●15 「冬仕事とみえセレクション」
●16「JGAP認証」

この記事を書いた執筆者

清水加奈(しみずかな)

三重県の専業茶農家(有)マルシゲ清水製茶の長女に生まれ、幼い頃から跡継ぎとして育てられる。25歳の頃結婚と同時に就農。2010年に1人でも多くの方に三重のかぶせ茶を知ってもらい、ファンになってもらいたいという想いから『かぶせ茶カフェ』を開業。農業女子プロジェクトメンバー、四日市茶農家女子会メンバー、茶育指導士、二児の母。
★マルシゲ清水製茶HP: http://marushige-cha.jp/