2018.05.29
新茶の季節がやってきました!局を離れ、フリーアナウンサーになってから、毎年司会を務めさせていただいている山梨のお茶産地・南部町の「お茶まつり」が今年も開催されました。
お茶を意識したグリーンの衣装で、気持ちからお茶モードで司会です。
関係者の方々は、南部茶「甲斐のみどり」のはっぴ姿で開会セレモニーです。
今年も「南部茶で乾杯」し、青空の下、お祭りが開幕しました。
今年は急な暑さがやってくるなど、お茶の生育・味が気になりましたが、例年にも増して南部茶は美味しい仕上がりになったとごあいさつがありました。
この「お茶まつり」は今年21回目を迎えましたが、実はほとんど宣伝もされておらず、知る人ぞ知るお祭りなのです。
人気があるのは「新茶詰め放題」。朝一番には受付に行列ができていました。地元の人たちの中には、自宅で飲む分のお茶は自分たちで栽培しているという方もいらっしゃいましたが、やっぱり詰め放題は楽しみたい!という気持ち、わかりますよね。
昨年は私もいただいたお抹茶のサービス、今年も大盛況でした。
そして、「新茶目方当てクイズ」はペットボトルや木箱に入った茶葉の重さを当てるのですが、今年は激戦でした。ミリグラム単位を争う戦い。その中でピタリ賞をゲットできた方は感動ですね。
「日本茶」を通じて会場の皆さんと笑顔を共有できて、直接喜びの声を聞ける最高のひと時を過ごせた1日♡
毎年ご指名いただき嬉しい限りです。
このお祭りの中で、南部町長が「若者の日本茶離れ」問題のお話をされていました。お隣静岡県では給食に地元の緑茶を出して、地元での消費を伸ばす活動をしていると。南部町でもそうした取り組みを行なって、もっともっと南部茶に親しんでいきたいと、目標を掲げていました。私も日本茶アンバサダーとして、山梨の日本茶も大勢の人に知ってもらいたいと思い、微力ながら少しずついろんな方に味わっていただいています。その中で「南部茶はアイスで飲むとおいしい」という声を多数耳にしています。ペットボトルのお茶は飲むけど、茶葉で入れたお茶にはあまり馴染みがないというお子さんでも、アイス緑茶から始めれば親しみやすいかもしれませんね。お祭りも消費も、まずは地元から。今後の拡がりが楽しみです。
《これまでの記事》
●vol.1_春にぴったりのお茶
●vol.2_緑茶・美容活用法
●vol.3_日本茶は弱った時の強~い味方!
●vol.4_山梨の日本茶カフェを訪ねました
●vol.5 cafe Terroir/茶楽
●vol.6 幻の日本紅茶☆@Mofu Mofu
●vol.7 「お茶屋さんが手作りする抹茶生チョコレート」
●vol.8 『山梨銘菓「くろ玉」のできたてを味わえるカフェ』
●vol.9「山梨の老舗和菓子屋さんが開いたカフェ」
●vol.10「新茶を楽しむ♪」
●vol.11「幻の雨畑茶を訪ねて」
●vol.12「日本茶が国際交流の懸け橋に!」
●vol.13 「新春は純白の茶器でお茶どうぞ」
●vol.14 「金(きん)をとりに行って、キンのお茶に出会う」
鈴木春花(すずきはるか)
フリーアナウンサー。元テレビ山梨アナウンサー。ニュースキャスターをはじめ様々なジャンルの番組を担当。 フリー転身後も、TVやラジオ、イベント司会や講演会など活動の幅を広げている。銘茶「狭山茶」の産地・埼玉県所沢市に生まれ育ち、幼い頃から常飲。アンバサダーエッセイ「鈴木春花の狭山茶楽々(さらら)なお話」を連載。
☆「日本茶アンバサダー鈴木春花のお茶どうぞ」インターネット放送局JKNTV放送中!☆