ENJOY!日本茶

 

令和元年・今年も晴天の下、山梨県南部町のお茶まつりが開催されました。
毎年お世話になっていますが、今年も司会をしながら、
お祭りを満喫してきました。
恒例の「南部茶で乾杯」からお祭りがスタート。

今年の南部茶は天候の影響で一番茶摘みが例年よりも遅くなったそうですが、品質は心配なしということで安心しました。野菜や果物は、天候不良などで出荷量が減ると価格が高騰するという形で補えるものの、緑茶は天候の影響があろうとなかろうと価格据え置きなので、大変だと町長がお話していました。確かにそうですよね。

でも、中部横断自動車道が一部開通し、甲府方面からも静岡方面からもアクセスが非常に良くなったので、さらに多くの観光客が南部町に訪れることが期待されるという明るい話題も上りました。

私も昨年までは一般道で１時間半近くかけて会場までやってきていたのですが、今年は中部横断道を使って１時間以内で会場入りできました。朝が早いお祭りなので、３０分の短縮は大きいです！

 

 

恒例の新茶の手もみ実演。

 

 

目方当てクイズ、今年も０．５ｇを競う戦いとなりました。
地元の方ばかりではなく、都内から来て下さる方やお隣静岡から参加してくださる方もいました。

 

 

毎年大人気の野点コーナー、今年はなくなってしまう前にと、始まってすぐに伺ったので、お点前頂戴しました。
（司会の仕事がメインで伺っているため、腕時計を付けたままになっております。お祭りの中ということでご容赦ください）お菓子は「アヤメ」でした。

 

 

南部茶の抹茶は現在存在しておりませんので、宇治抹茶ですが、お茶まつりの賑やかな会場の中で、茶席に親しみを持ってほしいということで毎年お席が設けられています。 傘の下には「全日是好日」の文字が。
毎年この新茶の時期に開催されている「お茶まつり」は、毎回見事にお天気に恵まれています。

今年は例年以上の人出で、早くから売り切れ続出でした。
２０２０年には中部横断道が全線開通予定です。道がつながる今年から来年にかけて茶縁を繋ぐ幅が拡げられたらな～と、作戦を練っています。

 

さて、前回狭山茶繋がり「サヤマニエール」の話題を書かせていただいた「アカシエ」の興野燈シェフが先月、山梨にいらっしゃって、極上スイーツが集結する素敵な会に招待してくださいました。

 

 

そこにはなんと、この日の為だけに作ってくれたという「狭山茶ロールケーキ」を持ってきてくれました！
シークレット開催ということで、参加できる人はごくごく限られた人だけなのです。

 

 

この日だけの特別なケーキということで、ナイフを入れる時も周りはワクワクドキドキ。

クリームにはもちろん狭山茶が。そしてケーキにも狭山茶が。狭山茶尽くしのロールケーキ。ここにたどり着くまでに相当な数の極上スーツを口にしていましたが、爽やかに香るお茶とふわふわ狭山茶クリームが口の中の色も変えてくれた感じでした。

茶縁が繋ぐ素敵な出会いと拡がりに大感謝です。

 

 

《これまでの記事》
●vol.1_春にぴったりのお茶
●vol.2_緑茶・美容活用法
●vol.3_日本茶は弱った時の強～い味方！
●vol.4_山梨の日本茶カフェを訪ねました
●vol.5　cafe Terroir/茶楽
●vol.6　幻の日本紅茶☆@Mofu Mofu
●vol.7　「お茶屋さんが手作りする抹茶生チョコレート」
●vol.8 『山梨銘菓「くろ玉」のできたてを味わえるカフェ』
●vol.9「山梨の老舗和菓子屋さんが開いたカフェ」
●vol.10「新茶を楽しむ♪」
●vol.11「幻の雨畑茶を訪ねて」
●vol.12「日本茶が国際交流の懸け橋に！」
●vol.13 「新春は純白の茶器でお茶どうぞ」
●vol.14 「金（きん）をとりに行って、キンのお茶に出会う」
●vol.15 「知る人ぞ知る新茶まつり」
●vol.16 「狭山茶畑でお茶娘体験」
●vol.17 「秋の甲州・茶トリップ」
●vol.18 「山梨県立芸術の森の初釜へ茶トリップ」
●vol.19 「新茶の季節が待ち遠しい狭山茶ケーキとの茶縁」