2016.04.19
初めまして。
日本茶アンバサダーの近藤あやです。
私は1年中毎日お着物を着て過ごしていた祖母の影響で、小さい頃からお着物大好き!そして、そのまんま大きくなって、お洒落をする時は、まず、お着物にするか?お洋服にするか?という楽しい悩みを抱えながら、日々過ごしています。
趣味だけでなくお仕事でも、ブライダルや撮影の着付けをしたり、教えたりしていたので、いろんな質問や相談を受けることがあるのですが、このところ…
「ここらでひとつ、お着物を自分で着れるようになりたい!で、どうすればいい?」
という声がチラホラ。
季節は春♪やっぱり何か始めたくなるこの時期、お着物はじめたい!という方々と共にこちらで連載をスタートさせて頂くことになりました。
これを読んで、お着物を着られるようになった!楽しい!!という人が増えるよう頑張ります!
さてお着物を着られるようになりたい、と思ったときに浮かぶのはこんな疑問ではないでしょうか?
「お茶会もあるし、イベントなんかでもお着物を着られたらいいなぁと思うのだけど、一体何からどう始めれば良いかしら?」
お着物は記憶を辿ると成人式以来…
実家にありそうだけど、道具が揃ってるのかどうか親に聞いてもわからないし…
呉服屋さんもよくわからないし…何が必要?
では、まずは何があればお着物を着ることができるのかお見せしましょう!
1 お着物
2 帯
3 長襦袢
4 半襟
5 三河芯or襟芯
6 帯揚げ
7 帯締め
8 帯枕
9 帯板
10肌着
11足袋
12腰紐
13伊達締め
※プラスαでコーリンベルト
はい、以上!
ん~
お洋服に比べるとちょっと小道具は多いですよね。
でも、小物類は他のお着物を着ても共通で使い回せるものなので、ご安心を。
今はこの小物類もネットで安く手に入るものも多いので通販でポチポチと購入してしまうのも良し、ご実家に行くと意外に箪笥に眠っていたりもするので、まずは実家にお電話するのも良し!お着物好きの叔母さまも意外に親戚に一人はいらしたりするので、忘れてはならない存在です(笑)
まずは、借りても買っても良いのでこれだけの物を用意しましょう!
<お花見コーディネート>
今年のお花見コーディネートはこちら。
お着物は紬。女性作家さんのものなのですが、染料に桜が使われています。
桜と藤の花の刺繍半襟。
そして、帯は桜やタンポポが刺繍された春の名古屋帯に小さな土筆の彫金の帯留めにしてみました。
そりゃ本物の桜の方が綺麗ですからね~。でも、こうやって桜を身にまとって満喫するのも、とっても気分が上がって楽しいものなのです。
近藤あや(こんどう あや)
遠州流茶道師範、着付け師 祖母が一年中着物を着て過ごしていたことから、幼少より着物に親しむように。茶道や時代衣裳の勉強をしながら着物への理解を深め、撮影やブライダルの着付けで経験を積む。シンプルで楽な着付けをモットーに、ファッションの選択肢の一つとして着物を着てもらえるよう、着付けを教えるかたわらコーディネート相談や、帯のお仕立て等も行っている。