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鈴木春花の狭山茶楽々(さらら)なおはなし vol.2「緑茶・美容活用法」

2016.06.07

紫外線も気になりだしたこの季節。今回は誰でも身近な物を使って簡単にできる緑茶・美容法を紹介します。

その名も「お茶スチーム」!洗面器とバスタオル、お茶の出がらし(または茶葉)があれば気軽にできる自家製スチーマーです。

まずは、茶葉を洗面器に入れ、熱めのお湯を注ぎます。

頭からバスタオルをかぶり、洗面器まで覆ってお茶の湯気をタオルの中で充満させて、数分顔に当てるだけ。スチームが逃げないように、バスタオルで洗面器をすっぽり覆ってしまうことがポイントです。

深~く鼻から息を吸って、口からゆっくり吐いていると、あら不思議。私は鼻の通りも良くなったのを感じるので、花粉症やちょっと風邪をひきそうかなという時にも積極的に行っちゃいます。

10分もすると、ポタポタと汗が垂れてきて、まるでホットヨガでもした後の様になります。その後の洗顔で、開いた毛穴の汚れもすっきりして化粧水の吸収がとっても良くなる気がします。汗もたくさんかくので、小顔効果もあるかな?と。

私がこの「お茶スチーム」を始めたのはもう10年くらい前でしょうか。日焼け止めなどで紫外線対策はしていたものの、うっかり日焼けしてしまった時。日焼けした直後ならまだ取り返しがつくと耳にして、「日焼けにはビタミンC」「身近なビタミンCは?」と考えた時に、毎日飲んでいる「狭山茶」が思い浮かんで、緑茶のビタミンCはお湯に溶けだすからそのお湯から出るスチームをお肌に当ててしまえば良いかな?と閃いたのです。

スッキリ感とお茶の香りのリラックス効果にすっかりはまってしまいました。

出がらしの茶葉を更に活用!ここまで使い倒せば大好きなお茶も罪悪感なくさっぱり捨てられます!

寝ぼけ眼をぱっちりさせるために朝一番にするのも良し、たっぷり日差しを浴びてしまった一日の締めくくりにするのも良し、鼻と喉の通りが良くないときにするのも良し。

熱湯による火傷にだけは注意していただいて、ぜひ試してみてください。

この記事を書いた執筆者

日本茶アンバサダー

鈴木春花(すずきはるか)

フリーアナウンサー。元テレビ山梨アナウンサー。ニュースキャスターをはじめ様々なジャンルの番組を担当。 フリー転身後も、TVやラジオ、イベント司会や講演会など活動の幅を広げている。銘茶「狭山茶」の産地・埼玉県所沢市に生まれ育ち、幼い頃から常飲。茶葉 を活用した「美声」「美肌」レシピも研究中。